岡山県でエアコンクリーニングサービスを提供しているハレピカと申します。
このページでは、今までエアコンクリーニングを頼んだことがない方に向けた、エアコンについての豆知識や役立つ情報を発信しております。読んでくださる方のお役に立てれば幸いです。
お客様から頻繁に受ける質問として「普段のエアコンのお手入れはどうやればいいですか?」というものがあります。
このページを見ている人の多くも、エアコンを長く健康的に使いたい方ばかりだと思いますので、エアコンの内部のお手入れ方法は気になるところではないでしょうか?
そこで今回は、プロ直伝の自分でできるエアコンのお手入れと掃除方法について『やっても良い限界ギリギリ』まで解説していきます。
ネットで調べると、エアコンのお手入れについて様々な方法が書いてありますよね?
「割り箸にキッチンペーパーを巻き付けて送風ファンをゴニョゴニョ」
「市販のエアコン洗浄スプレーをゴニョゴニョ」
これらの情報をそのまま鵜呑みにしていろいろとチャレンジし、のちの「送風口からエンドレスカビ撒き散らかし事件」に発展してしまったお客様が後を絶ちません。
ネット記事には間違ったものも多いので、いったんそれらの情報は無かったことにして読んで下さい。心を真っ白にして、昆虫を追いかける小学生だったあの頃の気持ちで読んで下さい。笑
必要な道具は全て家にある!(はず)
【用意するもの】
- 掃除機
- 使い古しの歯ブラシ
- ウェットティッシュ(なければ赤ちゃんのお尻ふきなどでも代用可)
- 台所用洗剤
- 拭き掃除用のタオルかキッチンペーパー
- 輪ゴムかテープ類
エアコンのお手入れ方法
自分でお掃除できるのは、
エアコンの本体カバー・フィルター・風向きルーバー・吹き出し口です。
それ以外の部分については、最後に解説します。
STEP1.エアコンの上部のホコリなどを掃除機やタオルでキレイにする
エアコンの汚れの大半はエアコン上部の吸い込み口から入ってきます。なぜなら、現在の壁掛けエアコンは、全て上側から空気を吸い込む構造になっているからです。
一番最初に上部のホコリを綺麗に拭き取ることで、エアコンの内部にホコリが入りやすい状態を防げます。
リビングのエアコンの場合は、油汚れでベタベタしていると思うので、タオルを水で湿らせたり、ウェットティッシュなどで湿らせてから丁寧に拭き取りましょう。
STEP2.フィルター(ダストボックス)を取り外して洗う
①エアコンの電源を切り、コンセントのプラグを抜く。
ついでに窓を開けて換気もしておきましょう。
②前面パネルを開け、フィルターを外します。
エアコンの全面パネルの両端に指をひっかけるところがあるので、ひっかけて上にゆっくり引き上げます。
フィルターを外す前にかんたんに掃除機でホコリを吸っておくとホコリが舞い散るのを防げます。
フィルター自動お掃除タイプのエアコンは、ダストボックスを外さないとフィルターが外せないものもありますので、一緒にダストボックスも外します。
STEP3.フィルターのホコリを掃除機で吸い取る
フィルターのホコリは、必ず表面(エアコンを正面から見て外側が表面です。)から吸い込みましょう。裏面から吸うとホコリがフィルターに目詰まりする場合があります。
STEP4.シャワーなどで水洗いをする
フィルターが油汚れでベタベタしている場合は、一度フィルターについてる油分を給湯のお湯(40~50℃)をかけて緩め、中性洗剤をかけてしばらく全体になじませましょう。
最後に、使い古しの歯ブラシで優しくこすりながら洗い流します。
洗い終わったら、タオルで水気を切って日陰で乾燥させておきましょう。(すぐ使うならしっかり水気を切りましょう)
STEP5.風向きルーバー・吹き出し口・外装カバーのお手入れ
エアコンのカビは、主に吹き出し口から室内に飛散するので、その付近にある風向きルーバーも汚れてしまいます。
①使い古しの歯ブラシにウェットウィッシュを巻き付け、輪ゴムやテープで固定します。
②風向きルーバーや吹き出し口を優しく拭き取ります。
その際、風向きルーバーを力づくでグイっと動かさない下さい。モーターが軸ズレを起こしてしまい、ルーバーの開閉に不具合が起こる可能性があります。赤ちゃんを触るように優しく動かしましょう。
※なお、吹き出し口奥の送風ファンについてる汚れが気になると思いますが、送風ファンには絶対に手を出さないでください!あとで地獄を見ることになります。
③最後は外装カバーの汚れをタオルで拭きとり、フィルターをつけてコンセントにプラグを挿せば、お手入れ完了です。
アルミフィンや送風ファンはどうすればいい?
「おいおいハレピカちょっと待てよ!中のアルミフィンとか送風ファンがとんでもない事になってるのはどうしてくれるんだってばよ!」
と思われた方も多いでしょうが、アルミフィンや送風ファンのお手入れは、自分自身では極力やらないでください。
送風ファンの扱い
送風ファンのカビ汚れを、上記のウェットティッシュなどで拭き取ろうとしたり、こそぎ落とそうとすると、こびり付いた汚れが中途半端に剥がれてしまい、運転したとたんに剥がれたカビ汚れが大量に飛んでくるようになります。
そしてあっという間にエアコン周囲がカビのカスまみれになってしまいます。
この現象を、『エンドレスカビ撒き散らかし事件』といい、簡単に言えば地獄です。エアコンを使うとカスが飛ぶので、エアコンも使えなくなってしまいます。
この事件はハレピカにご依頼いただくお客様の中だけでも年間50件以上は発生しています。
中には送風ファン(プラスチック素材)がバッキバキに割れてしまい、エアコンを運転するととんでもない異音と振動がするようになってしまったお客様もいます。
送風ファンはどんなに汚れていても手を出さないように気を付けましょう。
アルミフィンの扱い
アルミフィンについては、エアコン洗浄スプレーを使用する方が非常に多いですが、過去の記事でも説明している通り、エアコン洗浄スプレーは絶対にやめておいて下さい。これも地獄の一丁目です。
使い古しの歯ブラシでホコリを掻き取りながら掃除機で吸うのがおすすめです。くれぐれも先端が固いノズルをアルミフィンにガシガシ当てないように気を付けましょう。フィンが曲がってしまい、冷却効率が落ちてしまいます。
まとめ:内部のクリーニングはプロ(できればハレピカ)に依頼してください
下心丸出しで恐縮ですが(笑)、プロに依頼するメリットはたくさんあります。
- エアコンを丸裸に分解して高圧洗浄するので、自分でやるより断然キレイになる
- もちろん上記のフィルターなどのパーツもピカピカに洗浄
- 1台1~2時間で終わるので、時間のゆとりも生まれる
など。
岡山県でエアコンクリーニング業者をお探しの場合は、是非ハレピカをお試しください。ページ下部の『今すぐ予約する』からかんたんに予約できます。
それではお会いできるのをお待ちしております。
今日も皆さまの健康と幸せを願って。ありがとうございました。