【〇月は避けた方が良い】エアコンクリーニングを頼む頻度とおすすめの時期をプロが解説します
『夏にエアコンクリーニングを頼もうとしたら予約がいっぱいで、数週間も待たされた。』
こんな経験はありませんか?
「今年こそはエアコンクリーニングを頼みたいけど、いつ頼むとすぐ来てくれるの?」
「エアコンクリーニングのおすすめの頻度、時期は?」
今回はこのような疑問にお応えします。
エアコンクリーニングの頻度は?
例えば『室内でペットを飼っており、夏は24時間エアコンをつけっぱなし』のような場合は、1年の使用でエアコンの内部はかなり汚れてしまうでしょう。
逆に、共働きで日中は誰も家におらず、エアコンも夜に数時間しか使わないような人は、2~3年に1回くらいのペースで大丈夫な場合もあります。
年間1500台以上のエアコンをクリーニングしてきたハレピカの経験から、エアコンクリーニングの目安表を作成してみましたので、ぜひ参考にしてください。
エアコンクリーニングの目安 | エアコンの使用状況 |
1年に1回 | ・夏は冷房除湿を24時間つけっぱなしの部屋 ・キッチンのすぐ近くにあるエアコン ・ペットがいる部屋 ・赤ちゃんがいる部屋 |
2年に1回 | ・夏は毎日6時間以上は冷房除湿を使う部屋 ・リビングやダイニングに設置しているエアコン ・寝たきりのお年寄りがいる部屋 ・小さな子供がいる部屋 |
2~4年に1回 | ・寝室や子供部屋など(使用頻度による) |
エアコンメーカーも、エアコンからの臭いや熱交換器の汚れが酷いときには、エアコンの内部洗浄をおすすめしています。
参考:富士通ゼネラルHP
エアコン内部にカビが発生するのは夏に使用するから
「うちは冬はあまり使わないから大丈夫。」と思っている方、それは間違いです。
エアコン内部にカビが発生するのは夏の冷房除湿の時期がほとんどです。
細かく言うと、夏に1シーズンでも冷房除湿を使えばエアコン内部は少なからずカビが生えてしまうのです。
以下の記事でエアコンが汚れる理由を解説していますので、こちらも参考にしてください。
参考:エアコンからカビが飛ぶ!?エアコンが汚れる理由とエアコンクリーニングのすすめ
エアコンクリーニングのタイミングは吹き出し口などのカビ汚れで判断
エアコンを数年使用していると、吹き出し口(送風口)や風向きルーバーに黒い汚れが付着していきます。
これは、送風ファンに溜まったカビなどの汚れが、風と一緒に飛んできている状態です。
目に見えてないだけでカビは室内に撒き散っているので、近くにベッドやダイニングテーブルがある場合などは、早めのエアコンクリーニングを検討しましょう。
以下の表にエアコンクリーニングを判断するためのチェックポイントをまとめました。
チェックポイント | 判断基準 |
風向きルーバー | 本体ルーバーが開くと、黒い汚れが見える |
吹き出し口 | 中をのぞくと黒い汚れが見える |
送風ファン | 吹き出し口の奥にライトを照らして、送風ファンをのぞくとカビやホコリの塊が溜まっている |
アルミフィン(熱交換器) | フィルターを外した奥の熱交換器に、ホコリやカビが溜まっている |
エアコンの風 | エアコンを26度以下で数時間つけてもイヤな臭いが消えない |
内部をのぞいてみて「やばい!すぐに掃除しなきゃ!!」と、エアコン洗浄スプレーを買いにいくのはおすすめしません。以下の記事も参考に、自分でできる範囲でのお手入れをしましょう。
エアコンクリーニングのおすすめな時期(季節)は?
エアコンクリーニングがおすすめの時期は、ズバリ春と秋です。
逆に、5月中旬~8月中旬(お盆期間くらいまで)はおすすめできません。
その理由を順番に解説していきます。
春と秋に頼むメリットはたくさんある
春にエアコンをクリーニングすることのメリット
- すぐ来てくれる(希望の日時に予約が取りやすい)
- 繁忙期より値段が安くなる場合がある
- エアコンが使えなくても快適な気候
- 夏のメインシーズン前に綺麗にできるので、エアコンがベストな状態で使える(夏の省エネにも〇)
- 夏の使用前に業者が動作確認をしてくれるので、安心して使える
秋にエアコンクリーニングをすることのメリット
- すぐ来てくれる(希望の日時に予約が取りやすい)
- 繁忙期より値段が安くなる場合がある
- エアコンが使えなくても快適な気候
- 夏の冷房除湿によってカビが繁殖するので、使い終わりの秋にクリーニングしておけば、長期間清潔な状態が保てる(冬の省エネにも〇)
- 冬の使用前に業者が動作確認をしてくれるので、安心して使える
春と秋にエアコンクリーニングをするメリットはたくさんあり、共通点も多いので、どちらの季節にするかは好みで選べば良いと思います。
閑散期は積極的に割引のキャンペーンを実施している業者も多いので、夏よりもお得にクリーニングすることができるかもしれません。
ただし業者によっては、2~3月は引越しシーズンの空室清掃で忙しい業者もいるので、事前に確認することをおすすめします。
夏は緊急時以外は避けた方が良い
エアコンクリーニングは、例年5月中旬から8月下旬(お盆明け)くらいまでが繁忙期と言われています。
この時期は最も予約が取りづらく、業者によっては予約が数週間以上先になる場合もあります。また、業者によっては値段設定を高くしているところも多いです。
そして何より一番のデメリットは、予定が詰まっていることで業者自身にも余裕がなく、サービス自体の品質が低下してしまう恐れもあるからです。
夏にエアコンクリーニングをおすすめしない理由
- 希望の日程で予約が取りづらい
- 閑散期より値段が割高な場合がある
- 作業中はエアコンが使えないので、部屋がサウナ状態(ととのいます)
- 予約が詰まっていると、サービス品質が下がる傾向がある
冬にエアコンクリーニングをおすすめしない理由
- 希望の日程で予約が取りづらい(それでも夏よりは大分マシ)
- 閑散期より値段が割高な場合がある
- 作業中はエアコンが使えないので、部屋が北国状態(さだまさしが聞こえます)
- 予約が詰まっていると、サービス品質が下がる傾向がある
ただし『水漏れ』『効きが悪い』『悪臭がする』などで緊急の場合は早めにエアコンクリーニングを依頼しましょう。
まとめ
エアコンクリーニングの頻度は?
使用状況により変わるが、2年~3年に1度が目安です。
エアコンクリーニングのおすすめの時期(季節)は?
基本的には春と秋です。予約が取りやすく値段も安い傾向などメリットがたくさんあります。
できるだけ夏は避けた方が良いですが、『水漏れ』『効きが悪い』『悪臭がする』など緊急の場合は早めに依頼しましょう。
岡山県でエアコンクリーニング業者をお探しの方は、是非ハレピカをお試しください。ページ下部の『今すぐ予約する』からかんたんに予約できます。
それではお会いできるのをお待ちしております。
今日も皆さまの健康と幸せを願って。ありがとうございました。