【プロ厳選】エアコン防虫キャップのおすすめと購入前にやっておくべき対策をご紹介
こんにちは。岡山県でエアコンクリーニングサービスを提供しているハレピカです。
このページでは、今までエアコンクリーニングを頼んだことがない方に向けた、エアコンについての豆知識や役立つ情報を発信しております。
読んでくださる方のお役に立てれば幸いです。
今回はエアコンの防虫キャップについてです。
『エアコンの中からゴ◯ブリが!?そんな時に安心の防虫キャップ!』
日々こんなキャッチフレーズで、防虫キャップがSNSなどで紹介されています。
エアコン防虫キャップは、100円ショップでも気軽に手に入るので、実際に防虫キャップを使用されているお客様がかなり増えてきている印象です。
そこで今回は、エアコンクリーニングのプロの目線から、おすすめの防虫キャップを厳選して紹介したいと思います。
エアコン防虫キャップとは?
エアコン防虫キャップとは、エアコンのドレンホース(排水ホース)の先に取り付けるだけで、室内に虫が侵入するのを防げるアイテムです。
エアコンのドレンホースは室内と直接繋がっているので、屋外に虫が多い環境だとホースを通じて室内に虫が侵入してしまう可能性があります。
そのホースの出口にメッシュ状の防虫キャップを取り付けることで、虫などの侵入を防げる仕組みですね。
また、カメムシなどの虫や、地面の土がドレンホース内に詰まってしまうことで、排水不良を起こしてしまうといったリスクも防げます。
プロが厳選しておすすめする防虫キャップは?
それでは、おすすめの防虫キャップをご紹介します。
『すみませんありません!!!!(2回目)』
「え・・・?」
『すみません、防虫キャップはあまりおすすめできません!!!!(土下座)』
それでは、以下に詳しく解説していきますね。
防虫キャップはメリットだけじゃない
メリットだらけのように見える防虫キャップですが、めちゃくちゃ気をつけて欲しいデメリットがあります。
防虫キャップは、外部からの虫や汚れに対しては効果抜群なのですが、ドレンホースから流れてくるゴミや汚れに対しては、非常に詰まりやすいという性質があるのです。
ドレンホースから流れてくるのは結露水だけではなく、エアコン内部のホコリなどの汚れも一緒に流れてしまいます。
汚れたままエアコンを使用していると、ゴミが防虫キャップのメッシュ部分に詰まってしまい、排水不良を起こしやすくなってしまうのです。
その結果、エアコン本体から大量に水漏れしてしまう可能性があるのです。
ですので、防虫キャップは取り付けたまま放置するのではなく、定期的に防虫キャップを外して掃除するなどのメンテナンスが必要です。
外部からの虫や汚れの侵入に対しては非常に強い反面、内部からの汚れに対してはほぼ無力(むしろ詰まりやすくしている)なのが、防虫キャップの最大の弱点なのです。
防虫キャップを買う前にやっておくべき対策
エアコンクリーニングを通じて通算1万台以上のエアコンを見てきた経験から、外部から虫が侵入しやすいエアコンには、ある一つの条件があることが分かりました。
それは、
『ドレンホースの先端が地面に接地しているエアコンは、虫や土が侵入しやすい』
ということです。
ドレンホースが地面に接地している状態だと、虫が自由に歩いて出入りできてしまうので、屋外に虫が多い環境だと虫が侵入するリスクが高まってしまいます。
また、ドレンホース周辺に土が多い環境だと、降雨で荒れた土や泥がホース内に侵入し、詰まってしまうリスクが非常に高くなります。(実際に、エアコンが水漏れするケース一番多いのは地面の土によってホースが詰まることによる排水不良です)
逆に、ドレンホースの先端を地面から浮かせるだけで、土だけでなく、虫が侵入するリスクも大幅に減らせるのです。(それでも完全に防げる訳ではありませんが)
つまり防虫キャップは、ドレンホースを浮かせた状態なのにも関わらず、ゴキブリなどの虫が侵入したことのある人が、最終手段として取り付けるものだと考えていただければ十分だと思います。
ちなみに、私の自宅のエアコンのドレンホースは、購入時に地面から浮かせた状態にしてあるのですが、4年間に渡って虫の侵入は皆無です^^
もちろん防虫キャップは取り付けておりません。
地面に接地しているドレンホースは、カッターやハサミなどで短く切る
地面に接地したドレンホースを宙に浮かせるには、ホースを短くカットしてしまいましょう。
もし短く切りすぎたとしても、ホース自体はネットやホームセンターなどで数百円で売っているので、買って継ぎ足せば問題ありません。
それでも虫が侵入してしまう場合は?
ドレンホースを浮かせているにも関わらず、ゴキブリなどの虫が侵入してしまう場合は、最終手段として防虫キャップを取り付けるのはアリですが、それでも注意すべきポイントがあります。
それは、『穴の細かすぎる防虫キャップは絶対に選ばない』ことです。
穴が細かければ細かいほど、詰まって水漏れするリスクは高まるので、多少メッシュが粗くてもスムーズに水が流れてくれる防虫キャップを選びましょう。
以下で紹介する防虫キャップは、比較的メッシュが粗めで、かつ取り付けが簡単なのでおすすめです。
また、マンションにお住まいの方で、冷房時にエアコンからポコポコと異音がする場合は、未来工業のネオクリアを選びましょう。
防虫だけでなく消音機能も付いており、脱着もカンタンでイチオシです。
他にも良さそうなのがないか探してみたのですが⋯正直おすすめできる商品はそう多くはありませんでした。
まとめ:エアコン防虫キャップをつける前に、ドレンホースの設置状況をチェックして対策しよう!
今回のまとめは以下の通りです。
今回のまとめ
- 防虫キャップは虫や土の侵入を防げるが、逆にエアコン内部からの汚れが原因で詰まってしまうリスクが高くなる
- ドレンホースが地面に接地していると、虫が土が入りやすい
- ドレンホースを短く切って地面から浮かせておくことで、基本的な虫対策はオーケー
- それでも虫が入る場合は、メッシュが粗めの防虫キャップを選ぶ
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それではお会いできるのをお待ちしております。
今日も皆さまの健康を願って。ありがとうございました。