暖房(エアコン)の電気代が高い!暖房の節約方法12選をプロが徹底解説
岡山県でエアコンクリーニングサービスを提供しているハレピカです。
冬も本格的に寒くなってきたので、エアコンの暖房にもそろそろ活躍してもらいたいですよね。
ところが、
「暖房をつけると電気代がめちゃくちゃ高くなった!」
「暖房は電気代が高いから使いたくない…」
といった悩みも多く聞きます。
そこで今回は、エアコンの暖房の節約方法を、誰でも簡単にできるものから順番にご紹介します。
フィルター掃除をする
環境省の調べによると、フィルターが目詰まりしている状態でエアコンを使うと、冷房時で約4%、暖房時で約6%程度の電気代が上昇すると言われています。
フィルターを掃除するだけで数%の省エネが可能ですので、シーズンはじめは面倒がらずにフィルター掃除をしましょう。
参考:COOL CHOICE
エコ運転を使う
最近のエアコンには、『エコ運転モード』という省エネ機能付きの機種があります。
エコ運転とは、室内環境をAIなどで分析し、電気代が安くなるように自動調整してくれる機能です。
例えば、ダイキンエアコンの説明書には『快適エコ運転』の場合は、年間約25%の省エネ効果があると書かれています。
快適エコ運転を行うと、最適な温度・湿度・気流 制御を行い、自動的に夏は心地よい風で体感温度 を下げ、冬は加湿で体感温度を上げることで、 快適性と省エネを両立させることができます。 そのため設定温度を夏は約2℃上げることができ、 冬は約3℃下げることができるので、年間約25% の省エネの効果があります。
引用:ダイキン
エアコンのリモコンに『エコ運転』ボタンがある場合は積極的に使用しましょう。
暖房の設定温度を下げる
「エコ運転では物足りないから暖房を使いたい!」
「暖房こそ正義!(誰)」
という欲張りさん(笑)は、暖房の設定温度を少しでも下げる努力をしましょう。
こちらも環境省からの情報ですが、暖房の設定温度を1度下げるだけで約10%省エネになると言われています。
十分に室内が温まったら、積極的に設定温度を下げるようにしましょう。
エアコンの風向きを下にする
暖房の暖かい空気は、部屋の上部に移動する性質があるので、暖房時のエアコンの風向きは、なるべく下に向けた方が効率が上がります。
風量を自動にする
省エネのために風量を弱風に設定される方がいますが、実はこれは逆効果なんです。
風量を自動で設定しておけば、部屋の状況に合わせて自動的に風量を調整してくれるので、結果的に省エネになります。
ですので、なるべく風量は自動で固定しましょう。
室外機の周辺をチェックする
室外機に綿ゴミや葉っぱなどが詰まっていたり、室外機の周囲にモノが多い状態だと、室外機の吸気効率が下がってしまいます。
ですので、室外機の周囲にはなるべく何も置かないように気をつけましょう。
ただし、積雪地帯では雪がエアコンの効率を下げてしまうので、雪が直接室外機に積もらないようにカバーするなどの対策も重要です。
室外機のメンテナンスついては以下の記事に詳しく書いています。
服で調整する
エアコンをどうにかする前に、服をたくさん着込んで物理的になんとかしちゃおうという荒技もあります。
これがある意味一番エコではあるのですが…。笑
ちなみに余談ですが、足元の寒さはワークマンのヘヤ(Heya)ルームブーツがおすすめです。笑
エアコンクリーニングを依頼する
エアコン内部が汚れた状態だと必要以上に電気代がかかってしまいます。
実際にハレピカのお客様からも、
「暖房の設定温度を3度下げても前より暖かくなった!」
このようなお声もたくさんいただいております。
先述しとおり、暖房は温度設定を1度下げるだけで約10%の省エネなので、3度下げればざっくり約30%の省エネ効果があると言えます。
参考までに、一般的な11〜17畳用(冷房4kWh)のエアコンの消費電力で計算してみると、1年間の想定電気代は以下のような違いが出ることがわかります。
機種名 | 冷房 | 期間消費電力 | 年間電気代 |
Panasonic CS–400DFR2/2020年製 | 4kWh | 1544kWh | 41,688円 |
仮に消費電力が30%アップすると | 1544×1.3倍 | 2007kWh | 54,189円 |
12,501円 |
この計算でわかることは、
「エアコン内部が汚れた状態で使用し続けると、1年で12,000円以上の電気代が無駄にかかる」
ということですね。
お金だけではなく、健康面からもエアコンクリーニングは非常に大切なので、数年に一度はエアコンクリーニングを依頼しましょうね。
サーキュレーター・扇風機を併用する
暖房の暖かい空気は、部屋の上の方に移動してしまう性質があります。
サーキュレーターや扇風機を部屋の上部に向けて回すことで、部屋の暖かい空気が循環し、結果的に省エネになります。
他社の実験では、
「エアコンとサーキュレーターを併用するだけで、6%の節電になり、かつエアコンの設定温度を1度下げても快適」
という結果もあります。
加湿器を活用する
湿度が10%上がると人間の体感温度は1度上がるといわれています。
この性質を利用して、冬場は暖房と加湿器を併用することで、同じ室温でも暖かく感じることができるので、結果的に省エネになります。
加湿器との併用については、めぐろスマートライフさんの記事が非常に参考になるのでこちらもご紹介しておきます。
参考:めぐろスマートライフ
窓の断熱をする
冷暖房の熱がロスする原因の半分以上が、窓ガラスからの熱の流出だそうです。
その対策としては、断熱仕様の厚手のカーテンを使用すると良いでしょう。
また、日当たりが悪い部屋の場合は、窓ガラスに断熱シートを貼ることも効果的ですね。
断熱カーテンについては、カーペット&ラグの大型専門店「びっくりカーペット」さんの記事が参考になるのですが、読んでいるうちにうっかりカーテンをポチりそうになったので、ご利用は自己責任にてお願いします。笑
電力会社を見直す
2016年の電力自由化により、電力会社を自由に選べるようになりました。
電力会社を替えるだけでも年間数万円の節約になる場合があります。
「電力会社を変えるなんて、手続きが面倒そう…。」
と思っている方も安心してください。ハレピカに予約するくらいめちゃくちゃ簡単です。笑
ネットだけで簡単に手続きができます。
電力会社の切り替えについて詳しく知りたい方は、エネチェンジさんが分かりやすくまとめてくれていますし、料金シミュレーションから契約までスムーズにできます。
参考:エネチェンジ
まだ検討したことのない方はぜひ比較してみましょう。
まとめ:暖房の節約をマスターして、エコで快適に過ごそう
今回は、エアコン(暖房)の節約方法について解説しました。
まだ取り入れてないものがある方は、積極的に活用してみましょう。
また、岡山県でエアコンクリーニング業者をお探しの方は、是非ハレピカをお試しください。
ページ下部の『今すぐ予約する』からかんたんに予約できます。
それではお会いできるのを心よりお待ちしております。
今日も皆さまの健康と幸せを願って。ありがとうございました。